スターバックスの売上げダウン? 議論を呼ぶ移民政策

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議論を呼んだ2015年のレッドカップ。
(写真:Hilde Heyvaert)

 

元ネタ:CBC NEWS

2016年の12月。スターバックスのCEOハワードシュルツが10,000人の難民の雇用を宣言しました。

これはドナルド・トランプ政権の掲げる移民政策に対抗するものと考えられます。

しかし、これに反発したのが消費者。不買運動が起っている模様です。

 

スターバックスは世界中で高いブランド力を誇る人気のコーヒーショップです。

それほどの大きい会社なのでいつも順風満帆というわけではありません。

2015年のクリスマス用カップのデザインが、保守のクリスチャンから批判を受けました。

この時、SNS上で大きくブランド価値を落としましたが売上げには影響を与えませんでした。

しかし今回の発言により、トランプ支持者はスターバックスの購買を控えるような運動を展開。

SNS上でブランド価値を落としただけでなく、売上げ減少の危機に直面している模様です。

 

そもそも何が問題なのか

トランプ政権が誕生した背景には深刻な格差社会が背景にあります。

トランプを支持した人達が怖れていることは・・・

  • 移民の流入により職を奪われる危機感
  • 低賃金を受け入れる移民により、自分たちの給料が下がる心配

に直面しています。

ただでさえそこに貧困問題が存在するのに、よりお金のない移民を受け入れることによって、さらに格差が広がると考えているのです。

さらに悪いことは、トランプの移民政策を批判している人達はみんな中流層以上の富裕層ということも問題に拍車をかけています。

つまり、トランプ支持者は・・・

  • 富裕層が移民を雇用することで、自分たちの利益をより大きくすることが出来る
  • ヒラリー・クリントンと、彼女を支持したアーティスト達はみんな富裕層で、目の前に存在する貧困問題をきちんと理解していない

など、疑心暗鬼になっています。

もちろん、スターバックスのCEOハワードシュルツもいわゆる勝ち組。

ドナルド・トランプ支持者が反発するのも当然といえば当然です。

スターバックスは今のところ売上げに関しての発表をしていないようなので今日現在では分かりませんが、今後のアメリカの動向を知る上では注目する話題の一つになりそうです。

 

この記事を英語で楽しむための単語

backlash
反動・跳ね返り

vow to
~することを誓う

executive
【名詞】 会社の幹部・高官
【形容詞】会社の方針・高価な・高官用の

call for
~を呼びかける

be called into question
問われる・疑われる

for granted
当たり前のように

perception
知覚・見識・知見

prior to
~より前は

keen to
する気になる

like-minded
同じ考え

bottleneck
【名詞】ボトルネック・道が狭くなっている箇所・交通渋滞を起こす場所

thwarte
邪魔をする・阻止する