TOEICってどんなテスト?

TOEIC® L&Rテストってどんなテスト?

TOEICテストとは、Test Of English for International Communication の頭文字を取った略です。

対象としているのは英語を母国語としない人達で、英語の能力を測定するためのテストです。

世界各国で実施されており、日本においては進学・就職・昇進などの指標として使用されています。

日本でよく受けられるもっともポピュラーなテストは、『TOEIC L&Rで、「L&R」はListening & Reading の略です。

この他にも「TOEIC Speaking & Writing Test」・「TOEIC Speaking Test」・「TOEIC Bridge」などがあります。

 

満点は990点。最低点は10点

TOEICテストの満点は990点。最低点は10点です。

点数の配分は公表されていませんので、どの設問に何点配分されているのかはわかりません。

TOEICテストには英検でいうところの「級」は存在しません。

よって受験者の能力が変わらないかぎり、理論上は同じような点数が取れることになります。

 

TOEIC L&Rテストの構成

TOEIC L&Rテストはリスニングとリーディングの2つのセクションで構成されています。

すべての設問は英語でされています。日本語はどこにもありません。

リスニングセクション 問題内容 設問数
(合計100問)
(合計約45分)
Part 1  写真描写 6問 約5分
Part 2 応答 25問 約10分
Part 3 会話 39問 約14分
Part 4 説明文 30問 約16分
リーディングセクション 問題内容 設問数
(合計100問)
理想回答時間
(合計75分)
Part 5 単文穴埋め 30問 12分
Part 6 長文穴埋め 16問 8分
Part 7(シングルパッセージ) 読解 29問 30分
Part 7(ダブルパッセージ) 読解 25問 25分

 

受験時間はリスニング約45分とリーディング75分の合計120分、おおよそ2時間におよびます。

この間、休憩時間はありません。

ぶっとおしで2時間、普段からトレーニングをしていないと集中力が持ちません。

 

持ち込んでよいもの

机の上に置いてよいものは、鉛筆(シャープペンシル)・消しゴム・受験票・時計のみです。

受験会場に飲食物を持ち込むこと自体は出来ますが、試験中の飲食は原則禁止されています。

蛍光ペンやマーカーなども使用することは禁止されています。

ちなみに、試験問題は試験後に回収されるので持ち帰ることが出来ません。

よって試験後、回答あわせをすることは出来ません。

 

TOEICテストの平均点ってどれくらいなの?

TOEICのテストの平均点は毎回580点前後になっています。

詳細はTOEICのホームページから確認することが出来ます。

公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧

開催 受験者数 リスニング リーディング 合計
第223回(2017年9月) 107,304 316.4 260.7 577.1
第222回(2017年7月) 88,575 313.6 267.6 581.2
第221回(2017年6月) 83,263 319.3 260.2 579.4
第220回(2017年5月) 94,256 321.5 265.3 586.8

 

相対的にリスニングテストのスコアの方がリーディングテストのスコアよりも50点ほど高い傾向があります。

これはリスニングの方が点数を取りやすいという見方も出来ますが、一方でリスニングで思うように点数を伸ばせなかった受験者がリーディングで本来の実力を発揮できなかった結果という分析もあります。

 

TOEICは決して難しいテストではない

下のグラフは、第223回のスコア分布グラフです。

 

この結果からわかるのは、10,000人以上の人達が800点以上を取っている事実です。

この時の受験者数は107,304人なので、およそ10人に1人は800点以上を取っている計算になります。

また評価の対象になり得る700点以上ではおよそ30,000人とおよそ3人に1人、600点以上で見てみると50,000人近い人達に昇ります。

つまり2人に1人は600点以上を獲得しているのです。

初めて受けられる方は不安などもあるかもしれませんが、決して高得点が望めないような試験ではありません。

 

テスト内容は基本的にど真ん中

TOEICテストでは、意地悪な問題や英検1級などに見られるような難しい英語表現は基本的にありません。

一般的にはビジネスや日常生活で使用する英単語が使用されているとされています。

ただ、ここに英単語の偏りがあって、受験者の皆さんがいくら化学(科学)系の英語を勉強しても、得点アップにはつながりにくいのが現状です。

逆に言えば、分野を絞って対策を取ることが出来るので勉強しやすいテストと言えます。

また僕の感覚では、TOEICテストは単語力よりも速読力判断力が求められているように思います。

新形式のTOEICテストでは、リーディングテストで時間が足りなくなる受験者が続出しています。

かくいう自分も3分程度の時間しか余らせることが出来ませんでした。
(2016年以前のテスト形式では、10分ちょっとほど余らせることが出来たので見直す時間があった。)

制限時間にはかなり厳しいテストです。

 

どうやって申し込むの?

申し込みはインターネットやコンビニか行うことが出来ます。

2017年時点での受験料は5,725円(税込み)となっています。

年10回の開催が予定されています。

インターネット申し込みをすると割引制度があるので確認してみてください。