TOEIC Part 1-4:リスニングパートの攻略法

リスニングセクションの基礎知識

リスニングセクションはPart 1からPart 4の4つのセクションからなっています。

テスト時間は約45分で、毎回多少のずれがあります。

各問題は一度しか読まれません。

リスニングテスト中にリーディングセクションを解くことは禁止されています。

リスニングセクション 問題内容 設問数
(合計100問)
(合計約45分)
Part 1  写真描写 6問 約5分
Part 2 応答 25問 約10分
Part 3 会話 39問 約14分
Part 4 説明文 30問 約16分

 

日本人がもっとも苦手とするセクションとされ、ここで心の折れてしまった受験者がリーディングセクションで本来の力が発揮できないという現象が起きます。

一方で、日本人の満点合格者でも問題全体の70%ほどしか聞こえていないという報告もあり、全体的にイメージする力とテクニックがあれば乗り越えられるセクションであるとも言えます。

 

Part 1の攻略法

Part 1の攻略法Part 1は写真描写問題です。

全6問で、問題のレベル的には高くありません。

選択肢は『主語 + 動詞 + (目的語) + その他の情報』で成り立つ4つの単文選択肢からなります。

一方で「車」という意味の単語を「Car」ではなく「Vehicle」と表現するなど、期待した単語と異なる単語を使用することによって受験者を惑わす傾向にあります。

また「Curb(縁石)」・「Curve(曲線)」・「Carve(彫る)」など、発音が日本語表記だと「カーブ」となる紛らわしい単語が使用されることがあります。

もしも「あっ!聞いたことのある単語があった!!」と思ったら、きっとそれは不正解です。

もし2つまで選択肢を減らせることが出来たなら、「はっきりと聞こえなかった答え」の方を選びましょう。

 

また、ここで1つPart 3の貯金を作るための技があります。

少し余裕がある方は、Part 1の問題が始まる前にPart3の問題を確認しておきましょう。

Part 1が始まる前に、Part 1の説明ナレーションが入ります。

この間、ただ黙って聞いているのは時間がもったいないです。

5W1Hの有無や、主語の確認、キーワードになりそうな単語に○をしておきましょう。

 

Part 2の攻略法

Part 2は応答問題です。

ナレーションに対して、どのように回答するのがもっともよいか頭問題です。

解答は、読み上げられる3つの選択肢から選ぶ形式です。

ここで一番大切なことはナレーションの『一番最初の単語』を聞き取ることです。

手順は以下の通りです。

最初のWHワードに耳を澄ます

いわゆる5W1Hと呼ばれる単語に気をつけましょう。

5W1Hとは、Where / When / Who / Whose / Why / How のことです。

これを聞き取れると・・・

  • 答えが Yes / No で答えられないことがわかります。

もし回答に Yes / No が入っていたら、即消去しましょう

Do you ~?、Have you ~? で始まった場合

Yes / No で解答する可能性が高いですが、それ以外で答える場合もあります。

最期まできちんと聞いて答えるようにしましょう。

依頼・提案の疑問文のパターンを覚えよう

『Would you ~』や『Could you ~』など、依頼・提案の構文を覚えておくと便利です。

  • 決まり文句としては・・・
Would you ~? Could you ~? Why don’t you ~?
Would you mind ~? How about ~? など

 

  • 受け入れる場合は・・・
I love to ~. Sure. Of course.
Not at all. など

 

  • 拒否をする場合は
I’m sorry ~ . I’m afraid ~. など

 

これらのパターンを記憶することで Yes / No クエスチョンに惑わされなくなります。

質問文と同じ単語が答えに入っていた場合は不正解

質問文と同じ単語が解答の選択肢に使用されていた場合、経験則的に不正解である可能性が高いです。

これは、同じ単語が重複した場合は正解ではないというTOEIC受験者のテクニックです。

たとえば・・・

Where is your office

→(A)I went to the post office today

Part1でも言いましたが、はっきりと聞こえる単語には引っかけが用意されていることが多いので気をつけましょう。

ちょっと休憩・・・

Part 3 & 4 の攻略法

Part 3は会話問題、Part 4は説明文です。

Part 3では2人もしくは3人の会話が流されます。

通常、男性と女性が1対1の割合で放送されます。

Part 4は説明文が流され、質問された内容について答える形式です。

ここで、最も重要なことは問題の先読みをすることです。

ただし、初心者や中級者には少し難しいテクニックです。

そこで、たとえばこんな選択肢があったとします・・・

71. What is wrong with the camera?
(A)It is missing a part.
(B)It is an older model.
(C)It is too heavy.
(D)It is damaged.

この問題の意味を完全に把握する必要はありません。

まず・・・

71. What is wrong with the camera?
(A)It is missing a part.
(B)It is an older model.
(C)It is too heavy.
(D)It is damaged.

のように、キーワードを抜き出します。

5W1Hや、主語の確認、出来れば目的語を抜き出しましょう。

この場合だと、きっとカメラの不具合についての質問だとざっくりとわかります。

 

次に・・・

71. What is wrong with the camera?
(A)It is missing a part.
(B)It is an older model.
(C)It is too heavy.
(D)It is damaged.

設問のキーワードに注目します。

これらのキーワードを頭に入れ、問題を聞くとかなりクリアになるはずです。

大切なのは俯瞰(ふかん)して見たときに、キーワードを選べるようになる能力です。

 

さらに、こんな問題もあります・・・

85. Why does the speaker say, ‘And I always like to hear from you‘?

(A)・・・・・
(B)・・・・・
(C)・・・・・
(D)・・・・・

この場合、赤のマークが引かれた部分は必ず問題中に読み上げられます。

先読みが出来ていないと、問題文が読み終わった後に『どの部分?』と悩むことになるので抑えておきましょう。

逆に言えば、問題文が読まれる前にあらかじめ1文、得したと思って解いていきましょう。

最も大切なことは・・・

わからない問題があったときは、すっぱりと諦めて次の問題に取りかかりましょう。

リスニング問題は一度しか読まれないため、いくら考えても時間を浪費するだけです。

そんな事をするよりも、適当にマークシートを塗りつぶし、次の問題の先読みをしましょう。

 

リスニングセクションでスコアを伸ばすために

おそらく、TOEICのリスニングセクションで満点を取る人達は英語の設問を読んでいません。

僕もそうですが『ぱっ!』と見ると、問題の内容がわかってしまうのです。

たとえば『I have a pen.』という文は『アイ ハブ ア ペン』などと読まず、『I have a pen.』がそのまま頭の中に飛び込んでくるイメージです。

よって、普段からリーディング力を鍛えておくことが肝心です。

また、残念ですがリスニング力はすぐに上がるようなものでもありません。

自分に合った方法を見つけて継続することが大切です。

僕のやり方はかなり一般的ではないのですが、日常会話での実践力も身につく方法です。

下記リンクを参考にしてください。

まずは上記の方法を3ヶ月試してみましょう。

TOEICの問題集なども並行して勉強しましょう。

3ヶ月試しても効果が感じられないようでしたら、他の方法を探ってみましょう。

人の数だけやり方はあると思います。

無理に固執するのではく、自分に合った勉強法を探るのも1つの楽しみです。