TOEIC L&Rテスト:数字で見る分析

TOEIC L&Rテストの構成

TOEIC L&Rテストはリスニングテストとリーディングテストの2つのセクションからなり、それぞれ4つのパートと3つのパート、計7つのパートから構成されます。

リスニングセクション・リーディングセクション、ともに100問ずつの計200問で、試験時間はおよそ120分、2時間です。

リスニングセクション 問題内容 設問数
(合計100問)
(合計約45分)
Part 1  写真描写 6問 約5分
Part 2 応答 25問 約10分
Part 3 会話 39問 約14分
Part 4 説明文 30問 約16分
リーディングセクション 問題内容 設問数
(合計100問)
理想回答時間
(合計75分)
Part 5 単文穴埋め 30問 12分
Part 6 長文穴埋め 16問 8分
Part 7(シングルパッセージ) 読解 29問 30分
Part 7(ダブルパッセージ) 読解 25問 25分

 

TOEIC L&Rテストの平均点

TOEIC L&Rテストの平均点は580点前後です。

開催 受験者数 リスニング リーディング 合計
第223回(2017年9月) 107,304 316.4 260.7 577.1
第222回(2017年7月) 88,575 313.6 267.6 581.2
第221回(2017年6月) 83,263 319.3 260.2 579.4
第220回(2017年5月) 94,256 321.5 265.3 586.8

 

相対的にリスニングテストのスコアの方がリーディングテストのスコアよりも50点ほど高い傾向があります。

これはリスニングの方が点数を取りやすいという見方も出来ますが、一方でリスニングで思うように点数を伸ばせなかった受験者がリーディングで本来の実力を発揮できなかった結果という分析もあります。

教育機関別のスコア

(出典:TOEIC PROGRAM DATA & ANALYSIS 2016

グラフを見ると小学生の平均点が高くなっていることがわかります。

しかし、実際には受験者数が270人しかいないことを考えるともっとも高い平均点を記録しているのは大学院生、次いで大学生であることがわかります。

→  平均点は、分母(ここでは受験者数)が大きくなるにつれて低くなる傾向があります。

専攻別の平均スコア

専攻(文系) 受験者数 リスニング リーディング トータル
語学・文学系(英語専攻) 54,918 290 214 503
語学・文学系(英語以外専攻) 27,219 256 195 450
国際関係学系 21,147 276 205 481
法学系 24,917 239 193 432
社会学系 18,566 241 187 428
専攻(理系)
理・工・農学系 103,951 237 187 425
医・薬学系 19,403 255 214 469

(出典:TOEIC PROGRAM DATA & ANALYSIS 2016

平均点で見ると、相対的に文系の平均点が高いことがわかります。

TOEIC L&Rテストでは、理系系の単語を要求されることはあまりありません。

理系専門分野の英単語は要求されないことが、テストの平均点の違いに出ている可能性があります。

やっぱり女性は言語に強い!

(出典:2016 Report on Test Takers Worldwide

女性は言語に強いと言われますが、やっぱり強い。

また、年齢が上がるごとに平均点は下がる傾向にあります。

僕は34歳で海外に移住しなんとか間に合ったタイプですが、早めのスタートが功を奏しそうです。

海外滞在経験者の方が高いスコア

(出典:TOEIC PROGRAM DATA & ANALYSIS 2016

海外滞在経験者の方が高い平均点を示しています。

これは日常的に英語を使用していることや、北米のルールや文化・システムを知っていることが優位に働いている可能性があります。

 

海外に滞在する予定のない方は、意識的に英語を聞くような環境が求められているのかもしれません。

日本の世界順位は45カ国中40位とは言うけれど・・・

主な国の平均点は以下の通りです。

点数
カナダ 833
ドイツ 789
スイス 783
...
韓国 679
...
中国 586
...
台湾 534
日本 516
...

 

これだけ見ると、「日本ヤバいじゃん!」と思いますが、必ずしもそうとは言えません。

まず上位の国は英語を主言語とする国に滞在する移民の方や、多言語のヨーロッパ圏がランクしています。

また、言語体系が似ていることも高得点の要因になっている可能性があります。

さらにTOEICテストは、全世界の受験者数の8割が日本と韓国でしめられると言われるくらいかなり偏りのあるテストです。

加えて、他の国々ではTOEIC-IPテストという過去問から出題されるタイプの試験を受けているため、そもそも比較の土俵が違います。

日本人が英語が苦手なのは間違いのない事実ですが、あまりこういった情報に踊らされずに自分のペースでしっかりと前に進んで生きましょう。