「スイーツ」は和製英語?

カナダでスイーツは通じない?

甘い物が大好きなぼく。

カナダに住んでいたときも自称「スイーツ男子」だったわけですが、そんな僕がいつもディスられる場面がありました。

それは「スイーツを食べたいっ!」と言ったときです。

なぜかみんなが「オマエはかわいいヤツだなぁ」と言ってくるのです。

いつも笑われるので「なぜ?」と訊くと、

「スイーツなんて言わないよ。和製英語だな。ハハハ」って。

「また、和製英語の壁かよ・・・」なんて思ったりもしました。

でも、本当に和製英語なんでしょうか?

 

「スイーツ」はイギリスで使うけど、北米ではあまり使わない

実は「スイーツ(sweets)」と言うのは和製英語ではありません。

イギリスでは立派に通用する英語です。

でも残念、アメリカ・カナダでは「sweets」とはあまり言いません。

では、それぞれの国ではどのように言うのでしょうか?

アメリカ・カナダでは、

  • candy(キャンディー)→ 砂糖主体の甘い物全般
  • candies(キャンディース)→ 小さいと複数形になる
  • snacks(スナックス)→ ポテチみたいなお菓子
  • treats(トリーツ) →「ご褒美」の意味から
  • confectionery(コンフェクショナリー)→ かしこまった感じ

と表現します。

「candy」は日本語で言うところの「飴(あめ)」の意味にとどまりません。

「treats」は、特別なときやときどきしか得られないという特別感からそのように呼ばれているようで、「candy」「snacks」をひっくるめた意味も持っています。

「confectionery」はかしこまった感じがするので、会話のなかで使われるのは稀のように思います。

少なくとも、僕は耳にしたことも使用したこともありません。

スーパーマーケットやベーカリーなどで、「サイン」として見ることが多い印象です。

ほかにも、チョコレートに限って言えば、

  • chocolate(チョコレート)→ 素材に注目したとき
  • chocolates(チョコレーツ)→ 小さなチョコレートのお菓子
  • chocolate bars(チョコレートバーズ)→ スニッカーズ(Snickers)のようなお菓子

なんて言ったりもします。

ただこれらの単語も「candy」や「treats」で表現することが可能です。

「何か甘い物を食べたいな」と思ったら、「candies」か「treats」を使うのが無難です。

きっと「candy shop」に連れて行ってくれます。

一方、イギリス、

  • sweets
  • candy
  • snacks

と言うようです。

僕を笑ったカナダ人には、ちょっと反省して欲しいですね(笑)。

使う単語には地域差や時代がある

言葉は生きています。

まして、英語は世界中で使われる言葉です。

おのずと使われる単語に地域差が生まれることはしょうがないことなんです。

また、それに加えて時代や流行も反映されます。

僕がカナダに行く前は、カナダ人の友人に「グルメ(gourmet)」なんて言わないよ!って言われました。

「そっかぁ」なんて思いつつ、いざ行ってみると、あちこちに「Goumet」と書かれたサインがあるじゃないですか・・・。

それもそのはず「グルメ(gourmet)」はフランス語由来で、僕の住んでいた地域はフランス語圏。

でも、その友人もフランス語圏出身だったはずなのに・・・。

つまり、その友人が日本に来る前はほとんど使われなかったのに、日本にいる何年かの間に使われるようになったのです。

そんな話を後日談としてその友人に話したら、

「へぇ、面白いね!」でかたづけられてしまいました。

そんな事もありましたが、そんな違いから会話を生み出すことも出来ます。

ネイティブの人との「会話」のネタとして楽しんじゃいましょうっ!

チョコレートチップはこうして作られる!

英語で楽しんでみましょう。

わからなかったら、映像を楽しみながら聞き流しましょう!

右下の「CC(Closed Caption)」を押すと字幕が出ます。