あなたのとなりも「LGBT」?性的マイノリティーってなんだろう?

世界で問題提起続々!性的マイノリティー「LGBT」って?

ニュースなどで見るときどきみる単語「LGBT」。

発音は、日本語・英語とも「エル・ジー・ビー・ティー」です。

「LGBT」は、「Lesbian(レズビアン)」・「Gay(ゲイ)」・「Bisexual(バイセクシャル)」・「Transgender(トランスジェンダー)」の頭文字をとったもので、性的少数者(性的マイノリティー)を意味します。

それぞれ・・・

  • Lesbian(レズビアン)       - 女性同性愛者(女性が女性を興味を)
  • Gay(ゲイ)            - 男性同性愛者(男性が男性に興味を)
  • Bisexual(バイセクシャル)     - 両性愛者(男性・女性どちらにも興味を)
  • Transgender(トランスジェンダー) - 生まれながらの「体の性」と「心の性」が一致しない

人達を指します。

この中で特に「トランスジェンダー」の定義がむずかしく、心の性別が「中性」または「無性」である方達もいるので、将来的にもっと細かく分類されたり、定義の変更がある可能性もあります。

 

日本人の8%がLGBT!?

総務省の「2016年10月1日現在の人口推計」によると、日本の総人口は1億2693万3千人としています。

また「LGBT総合研究所」の報告によると、2016年時点における日本の「ゲイ」の人口割合は、およそ「8%」としています。

これらの数字をもとにすると・・・

日本の「LGBT」の人口は、およそ1000万人、13人に1人が「LGBT」となりです。

意外と多く感じますか?

著者本人は多いと感じるのですが、日本在住のカナダ人の友人達は潜在的な「日本人LGBT率」はもっと高いんじゃないか?、なんて言ったりしています。

確かに日本の風土では「僕ゲイだよっ!でも友達でいてねっ」って、カミングアウトするのはちょっときついかもしれませんもんね。

でも本当にそうだとすると、「LGBT」で悩んでいる人達って意外と身近にいることになっちゃうんですよね・・・。

 

アメリカ・カナダでは「LGBT」に寛容?

よく日本のテレビ・報道では、海外に比べて日本の「LGBT」に対する理解が遅れている、なんて言われていますが、本当にそうなんでしょうか?

  • たしかに、日本では「LGBT」をカミングアウトするのは大変な勇気がいります。
  • また、海外では「LGBT」への差別を無くそうと、法的レベル・民間レベルで様々な取り組みがされていることも事実です。

そして、これらの部分だけを取り上げると、日本は「LGBT」への取り組みが遅れているように感じます。

でも僕はカナダに住んでいたとき、「LGBT」の人達がデモ行進をしているのを見ました。

これはつまり・・・、

少なくとも「デモをして権利を主張しなければいけない程度の差別がある」のではないかと感じたわけです。

では、どうして(少なくとも)北米では「LGBT」への偏見が残るのでしょうか?

その理由の1つは、宗教にある可能性があります。

 

カトリックに「LGBT」の概念はない?

LGBTの概念は、1980年代後半ころに生まれたとされています(諸説あります)。

そして、キリスト教・カトリックにおいては「自然の摂理」に反するとして、「LGBT」を容認しない立場を長く取ってきました。

しかし、2013年頃からキリスト教カトリックの指導者であるローマ法王は「LGBT」に対して理解を示す発言をしています。

また、その他のキリスト教系宗教では、早くから「LGBT」容認の態度を示しているものもあります。

ただしカトリック教会同様、「LGBT」への理解を示しながらも同性婚は認めないとするキリスト教系宗教も存在するわけで、なかなか信仰ってややこしいなぁ、なんて思うんですよね。

もちろん、(あくまで)基本的に堕胎や離婚などを認めない厳格なカトリック教徒の中には、いまだに「LGBT」を認めない人達がいることも事実です。

「信者獲得のためにいらない妥協をした」として、ローマ法王を非難するような声さえあったのも事実。

このように、今でも世界に大きな影響を与えるローマ・バチカン・カトリック教会。

カトリック教会が、今後どのような態度を示すかによって「LGBT」への対応がわかれる可能性があるのかもしれません。

「私の信仰している神様はLGBTにたいしてそんなに不寛容じゃないのよ~♫」なんて歌っています。

最後に

僕の友人(やっぱり日本在住のカナダ人)と「LGBT」について話すと、日本のLGBTへの対応は遅れてはいないといった声も聞こえます。

たとえば、マツコデラックスさんや、ミッツマングローブさん、はるな愛さんなどの存在があるようです。

僕たち日本人は彼等(彼女等)を「色物」として見る傾向がありますが、それでも芸能界の第一線で大活躍です。

そして、それこそが日本人へのLGBTに対する「寛容」だと言った声も聞こえます。

もちろん、彼等(彼女たち)のせいでLGBTへの偏見が生まれるんだという批判があるのも承知していますが、そんな様々な声を乗り越えて活躍する人達は、とどのつまり受け入れられてしまういう事実。

もしかしたら日本人は結局「性別」で判断することも多々ありますが、「人としてのなり」で人を判断していることも多いのかもしれませんね。

そしてそれは、宗教縛りが少ない日本人特有のものなのかもしれないのです。

生きているといろいろな問題に直面しますが、なるべく人に対しては批判・排除するのではなく、「寛容」でありたいものです。

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